問題・15 世のため人の為の考察世のひとのために、なにかおおきなことをしたいのですが、どうすればよいのでしょうか?マイナス思考⇒ どうせ自分は、人のために生きることなんか。結局はできないさ。 自分かってな人間だし、ちっぽけな自分の能力には限界があるんだから。 プラス思考⇒ がんばって、少しでも人のためになるようなことをしよう。まず、出来ることから始めてみよう。自分にだってなにかできるはずだ。 ブレークスルー思考⇒ 「世のため人の為と」考える前に、まず、自分の家族を幸せにしているだろうか? 目の前にいる自分の家族さえも十分にしあわせにしていないで、「世のため人のための役に立ちたい」などというのは、本末転倒ではないだろうか。なぜなら、よほど理由があって、その人達と、家族としてであったのだから。自分には、まず幸せにするべき人たちが、身近にいるじゃないか。目の前にいる人々を大切にすることこそが、なによりも、世のためになるのだ。 考察⇒ 世のため人のためにと思うことは、とても良いことです。しかし、誰かを犠牲にしてするのであれば、うすぺっらな行為と人が、思ってしまっても仕方がありません。 飯田先生の言っている「家族を大事に」はまさに、自分の足元から、行ないましょうということ。 世のため人の為にと思うことの中に、自分の我はないですか? 人から認められたい、褒められたい、誰もが思うことですね。 しかし、犠牲の上に成り立っている認められたい、褒められたいは、自分だけの欲望では、ないのでしょうか? そんなに声を大にして、思わなくても、家族を大事に出来る人は、自然に周りの役に立っているもの。 人の嫌がることや、自分を犠牲にして、他のために生きています。 お年寄りや障害者の方などに自然と、席を替わったり、重いものに手を貸したり・・・ 家族を大事にすること=自然に周りの役にたつ人になるということなのでしょう。 |